2015年7月29日
2015年7月29日
「ソロモンの偽証」 宮部みゆき
久しぶりの宮部さん。こちらは映画も面白そうだったが観ていない。映画って、最近すぐ終わっちゃう気がするんだけどなんでなん?
宮部さんの社会派作品に共通してあるテーマのひとつに「困った人をどう扱うか」っていうのがあると思うのだが(「楽園」しかり「名もなき毒」しかり)、本作品もまさにそれ。
夜の学校の屋上から飛び降りて亡くなった一人の男子生徒。当然自殺として決着しかけるが、突き落とされるのを見たという匿名の目撃証言が出たことで学校内は混乱。ついには生徒だけで「学校内裁判」を行うことに・・・
全編中学生また中学生。これほどまでに…
読んだ本いろいろ 2
2015年7月19日
2015年7月28日
家族狩り 1-5 天童荒太
ドラマを先に観た。いつも思うが、映像化と原作では、冒頭部分はたしかに同じなのに回を追うごとに徐々に方向がズレていってしまうのはなんでなのだろう。特にこの作品の場合、闇の部分を相当強調しないと説得力がなくなるのだが、そこは民放ドラマの限界か、ちょこちょこ改変され、結果凡庸なラストになってしまった。うーん、完全にダメってわけでもないけど、その持って行き方はちょっと違うよなあ。回数が限られているから仕方ないのか。してみると文章って本当に情報量が多いのね。
しかし自分を罰したいがためにおなじような境遇にある他人を傷つける、それも半…
久々更新、読んだ本いろいろ
2015年7月14日
2023年9月13日
覚書としての読書記録、やはり読んだそばから書かないと忘れてしまう年になったこともあり再開する。順不同。思い出したものからとりあえずUP。 悪夢のバカンス(上下巻) シャーリー・コンラン 1991年新潮文庫
もう何で見たかは忘れてしまったが、書評をみて読みたいと思った本の一つ。なんで思い出したかというと、FBで「このミステリーがすごい!の本なのにハズレだった」という記事を目にし、あーそういうことあるよねー。と返しつつ、ふと思い立って歴代のこのミス本を探してみたことがきっかけ。ランキングにしっかり入ってたのだ。
おおおーと思いamaz◯nで検索したら新品がな…
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