おさ子です。のんびりまったり生きましょう。

「劇場版ハイキュー!!」「追憶の烏」

2024年4月21日  2024年4月21日 

 アニメ作品は案外ロングランが多い気がする。特典がついたりグッズ販売もあるからかしらん。


「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」満仲勘(2024)

 私がいただいた入場者特典は第四弾・描きおろしビジュアルボード。さすがのビッグコンテンツである。例によっての平日昼間、さすがに部屋は小さめだったものの、そこそこ埋まってて人気の高さを実感する。今更私が何を語るでもないので、レビューにもなってない単なる寝言をつらつら書く(あ、いつもそれでしたねすみません)。

 原作は全部読んでるが婆なので細かいところは忘れてた(←)。それでも音駒(ねこま)高校とのこの一戦は印象的だったので観ているうちにおおそうか、と次々思い出す。研磨くん視点の「ゴミ捨て場の決戦」はかなり新鮮だった。いやーチームプレーっていいよね。たった二年余りしかない「部活」ならではの心の持ち方もいい。

「ハイキュー!!」の世界で繰り広げられる高校部活バレーは、「本来こうあってほしい」夢の世界ではあるんだけど、それでも現実と繋がってる部分は確かにある。根拠ないけどそう思わせるものがある。現実はそううまくはいかないし何か得られるとも限らないし、熱くもなれないかもしれないけど、だからこそ。漫画でも小説でも映画でも、フィクションに没入することはひとつの「疑似体験」よね。積もっていけば自分なりの何かが形作られていく、と私は信じてる。   

 それにつけても「飛べ」「繋げ」、いい応援幕よね!カッコいいし気持ちアガるわ。若さとひたむきさが羨ましい。 

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 さて此方は久々の八咫烏シリーズ。


「追憶の烏」阿部智里(2021)

 前作「楽園の烏」の二十年前という設定。以前、随分話が飛んだな??と思ったところの理由が縷々語られる。なるほどなるほど「楽園」に至るまでにはこのような経緯が……とようやく腑に落ちる。と同時に、上質ミステリの趣で楽しめる緻密な筋立てでもある。一旦解決をみたかと思わせて、実はまだ裏の裏が、という展開本当上手いよね!
 しかし山内はどうなるんだこれ……現実世界との関係性がいまだ謎に包まれてはいるものの、このままでは破滅必至。むしろよく二十年も保ったよね。雪哉の性格が大きく変わったのも納得。これから何が起こるのか想像もつかない。
 折しもアニメ版「烏に単は似合わない」の放送も始まった。シリーズ最初のこの話を今つぶさに見ていくと背筋が寒くなる。最初からああなってこうなること見越して作ってるんだな……怖!作者怖!早く続きを!

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