2013年6月12日
2023年9月13日
「親鸞 激動篇上・下」 五木寛之
「親鸞 上・下」の続編。さて最初のをいつ読んだかなーと思ってこのブログの「読書」ラベルついた記事を探してみたが、あれれ?無い?書いてなかったのね・・・。
ともあれ「激動篇」。波瀾万丈な若者時代を過ぎ、遠流の身ながらも比較的穏やかな生活を送る親鸞。それでも激動の時代であるから、次々と様々な事件が起こるのだが、ここでの主題はそれではなく、あくまで親鸞の内面の問題だ。念仏を詠んで何になる?という問に十分に応えることが出来ず迷い悩む姿は、理想に燃えていた若者の頃とは違いあまり格好良くはなく、女々しいし情けないが、リアルではある…
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