2011年1月31日
2023年9月13日
うわああいつのまにか一月も終わり。いつになったら落ち着くんだ・・・と愚痴っても仕方ないので、急いでアップ。 「核心」上下巻 パトリシア・コーンウェル
もう17冊めになる、スカーペッタシリーズ。前作の記事書いたのってついこの間のような気がするのに、仕事早いなあ。今回も翻訳者は池田さん(て別に知り合いじゃないんだけど)。リズムがあってとても読みやすい。
十年を超えるシリーズをこうして読み続けていると、登場人物がすごく近しい人に思えてくる。スカーペッタのパーフェクトさと、様々なジレンマに悩む姿は愛おしいし、本当にカッコイイ。しかしその、誰にも文句のつけようのな…
帚木(九)
2011年1月20日
2022年6月8日
方違えで紀伊守の屋敷にやってきたヒカル。
ヒカルが通された部屋は屋敷の東面、その反対側、西の面からかすかな衣擦れの音や、若々しい女性の声がする。
わるくない雰囲気だ。さすがに笑い声などはおさえて静かに心がけているのが、また思わせぶりな感じでよい。
最初上がっていた窓の格子は残念ながら、主の紀伊守が「不用意だ」と下ろさせてしまった。 障子の上から漏れる明りに「見えるかな?」とそっと近寄ってみたが、覗けそうな隙間はない。仕方ないので耳をダンボにしつつ聞き入っていると、母屋の中、自分のいる東面寄りに集まっている人々のひそひそ話が聞こえてくる。どうも自分の…
一月に読んだ本
2011年1月11日
2023年9月13日
やっと新学期だ。今年の冬休みは連休のせいか長かった。といいつつ朝の掃除をさぼってPCに向かうわたくし。だって昼には小学生達帰って来るんですもん。 「ダリ・私の50の秘伝-画家を志す者よ、ただ絵を描きたまえ!」 サルヴァドール・ダリ(著) 音土知花(訳)
ブログ仲間midiさんの訳によるこの本、一昨年12月の発売後すぐに購入、数ヶ月かけて読破した。したのだが、ずっと感想を書けずにいた。絵は描くのも観るのも好きだが、私は完全なるシロートにすぎないと、この本でこれでもかというくらいはっきり思い知らされたからだ。ただただダリおじ様の世界のぶっ飛び方・それでいて異常…
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