「陰陽師0」

  ガテン仕事が一息ついたので速攻いってきた。(まだ続くけど!)


「陰陽師0」佐藤嗣麻子(2024)

 例によってど平日昼間、しかも金曜だったせいか小さめの部屋でガラガラでした。行っておいて大正解。

「陰陽師」については夢枕獏さんの原作も、岡野玲子さんの漫画も飛び飛びにしか読んでおらずしかも昔のことでかなり忘れており、ほぼニワカの体で鑑賞。結果、再読したくなった!(単純)

 陰陽寮がまずホグワーツで講義も魔法学校のそれみたいで、かなりワクワクする。平安衣裳の質感、着こなしも良い。特に男性陣。座るときのファサーっとなる感じ、歩くときのはためき方、烏帽子頭のおくれ毛などなど、尋常でない拘りがみえる。

 一方女性の服装がなんでか、胸元がビスチェ?みたいな感じなのが気になった。が、そもそも原作ありのファンタジーだし許容できない程ではない。というか、観てるうちに拘りポイントわかった。裳ですね裳。長い裾が床に広がって動くたびにささーって音を立てる、これを撮りたかったんだな?!うんうん理解理解!(個人の見解です)

 とここまで書いた内容でわかるように、監督(&脚本)さん完全なるオタクである。だいたいが呪文の監修に加門七海さんが入ってる時点でガチ。ド派手な絵面と音響のアクションシーンで、殆ど何言ってるか聞き取れないのに全部キッチリちゃんと唱えて、印を結ぶのも手つきから何から練習したらしいですよ……こういう無駄な本気の本物志向嫌いじゃない。しかしホントに何か召喚しちゃったらどうすんだろ(何を)。

 Twitter(x)で見かけたインタビューによると、主役の山崎賢人さんは横顔が特に美しい!ため横からのアングルを大量に撮ったとのこと。いや横顔だけじゃなく所作から何から全て素晴らしかったですハイ。半端ない愛を感じました。そして何故かNHK大河「光る君へ」での晴明のイメージとも重なって面白かった。世の中を斜にみてる感じ、常人が見えないものが見えてる感じ(ハッタリも含め)、権力にまつろわぬ感じ、が共通してるのか?いや見た目全然別人やろ、山崎賢人さんが年取ってもああはならんやろ、とセルフ突っ込みしながらも、そっかーこれがあの食えない親父に……などと繰り返し脳裏によぎるユースケサンタマリア晴明だった。

 というわけで大変楽しめました。ただ、欲を言えば博雅の恋愛模様はも少し抑え目にして、「ホグワーツ」の日常と晴明・博雅コンビシーンを尺長めにしてほしかったかも。別に恋愛要素が不要というのではなく(むしろ根幹に関わる部分)、完全に好みの問題。

 平安ものはまだまだブルーオーシャンだと思うし、いっそシリーズ化しないかなあこれも。海外にもウケるよきっと。

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