おさ子です。のんびりまったり生きましょう。

「ババンババンバンバンパイア」

2025年8月18日  2025年8月18日 

 私のおススメに負けて(?)映画「国宝」を観に行ったウチの子、

「面白かった、すごく面白かったんだけどすごく苦しい。なんだあの苦しい映画は」

「この苦しさを何かで上書きしないと無理」

というので久々のレイトショー行ってきました。

「ババンババンバンバンパイア」浜崎慎治(2025)

 漫画が原作ということでかなり軽い気持ちで観たのだが、なんじゃあこりゃあ!!!メッチャおもろいやん!!!「国宝」を観ていようが観ていなかろうが全人類におススメしたいこのしょうもなくもバカバカしい、でもなんだかハートウォーミングな世界を。

 例によってTwitter(x)で主役の吉沢亮さんを「様子のおかしいイケメン」と評されていたが、誰が思いついたんだこの的確な表現。もうまさにコレ。「国宝」でもそうだったよね(そうじゃない)。色んな方面に突き抜けすぎてどう考えていいのやらワカラン。でもね、シリアスな役より人を爆笑させる役って難しいよ?下手すれば滑りまくりよ?全力でそういう役もやれる、すごい役者さんだということだけは言える。役者さんと言えば板垣李光人さん(23)も!15歳初心な高校生役の違和感皆無!そして超可愛い、女子より可愛い何なら。イケメンの無駄遣いというかイケメンの適正使い。逆にイケメンじゃないと無理やろ。

 映画としても完璧な出来といっていい。無駄に画角の良い、無駄に音響も良い、無駄にド迫力の戦闘シーン、無駄にハイレベルなミュージカルシーンなど畳みかけてくるので、息つく暇もなく世界に引きずり込まれる。冒頭なんかクライムサスペンス映画始まんのかっていうキレキレな演技で撮り方だったわ。あっという間の二時間だった。

「岸辺露伴シリーズ」といい「ゴールデンカムイ」といい「カラオケ行こ!」といい、このところの漫画の実写化は秀逸で面白いの多い。何より、キッチリそれぞれのキャラを把握してブレてないのがいい。「ババンババンバンバンパイア」の漫画は後から読んだけど、あまりにもそのまんまだった。役者さんの役作りすごい。監督の演出もすごい。劇中歌(森蘭丸450歳のうたとか)が早速カラオケに入ってるというのも草。子と私が観た時点でもうレイトショーしかなくて、終わりかけな雰囲気ふんぷんだったのだが、ロングラン間違いなしの「国宝」とともにもう少し長く上映しててほしいなー。

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