いつものことだが積読が減らぬ。今のうちに消化スピードを上げたいものだが読書とはそういうものでもないしのう。
「怪物」上下 パトリシア・コーンウェル(2026米)
Unnatural Death / Patricia Cornwell
来た来たやっと来た!ひっさびさの全員大活躍の巻。ストーリーとしても、本来の「検屍に基づく科学的捜査により謎が解けていく」流れがしっかり取り戻された感じ。紛れもなく上質な法科学ミステリーである。相変わらずなんだかんだと邪魔は入るものの、一応ハピエンなのも嬉しい。もちろんそれはこの話だけで、先行き大いに不穏な要素は多々あるが、それはいつものお約束。そろそろシリーズ終焉に向けての盛大な前振りなのかもしれぬ。だってあれ以上の強敵いないもんね(匂わせ)。お馴染みの登場人物がそれぞれに活発に動き回っていて小気味よい。特にルーシー!ルーシーの成長が著しくて、実にかっこよ!なのである。もはやケイやマリーノに心配される小娘ではない、超絶スキル持ちの仕事デキ女性。心の傷はまだあるものの、急速に克服していってる気がする。ケイとベントンのラブラブっぷりも相変わらず。意外にマリーノとドロシーもうまくいってる。むしろドロシーの方がご執心ぽいのも、マリーノファンの私としては大満足。そうそう、外見や下品な物言いはともかくイイ男なんよマリーノは。
そしてこれが何気に今作のポイント。とある件でケイとベントンの関係が「パーフェクト」とは言えなくなり、実は誰よりもお互いに信頼しあっているのはケイとマリーノだった、と発覚。未だにベントンの何気ない仕草や姿にウットリ見惚れてるケイがよもやマリーノに靡くなど99.99%ないと思うが、微妙ーに意識が変化した、ような気がする???
てなことを言いつつも、個人的にはマリーノ&ドロシーのカップルがベストだと思う。ケイは仕事仲間としては良いかもしれないが、ドロシーの百倍メンドクサイ女だ。ベントンのレベルじゃないと扱えないと思う。そもそも超絶面食いである。無理だからやめとけマリーノ(何様)。
というわけで次回作も楽しみだ。出来れば全員幸せになってほしい(定期)。
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