まだまだあっつい!ので逆に映画観るチャンス。と捉えないと本当キツイー。せめて35度は切ってほしい。
「ヴァチカンのエクソシスト」ジュリアス・エイバリーThe Pope's Exorcist Julius Avery(2023米英西合作)
お祈りの言葉ではどうにもならない?
— ソニー・ピクチャーズ (@SonyPicturesJP) September 10, 2023
そんなときは…
_人人人人人人_
> 物理攻撃 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄
『#ヴァチカンのエクソシスト』
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近所のシネコンが光の速さで(嘘。単に行きそびれたw)レイトなタイムに移動させてしまったんで、またもや池袋に参戦。シネマサンシャイン、昔は料金お高いと思ったのに今やそうでもない。平日昼間で小さめの部屋、過半数埋まってた。世間が夏休みのせいか客はいつもより若め。それにしても椅子がとても良い。良い。全部このレベルにして!
いつもの劇場ウォッチはこのくらいにして、映画ですよ映画。すんごく面白かった!ツイッターで好評なのは見聞きしてたけど、予想をはるかに超えて良かった。
ストーリー自体は単純明快、タイトルそのまんま。とにかく設定と絵面がすべてを語る。スペインの片田舎の古城(元修道院)にやってきた外国人の一家(父は死別、母・ティーンエイジャーの娘・幼い息子)、というだけでもう、何も起こらないはずがない!如何にもなコテコテ設定!なのにアッサリ引っ張られ、ワクワクさせられるチョロい私。
かの超有名映画「エクソシスト」へのオマージュもそこかしこで見られる。ただあのジトーっとしたただならぬ不安感・真綿で締め続けた挙句の壮絶なラストバトル、とはかなり趣が違って、結構なバイオレンスなのにどこかユーモラスで明るい。それというのも、ラッセル・クロウ演じるアモルト神父が食えないラスボス感バリバリであると同時に、ひたすらお茶目で可愛いおじ様だからだ。あまりいうとネタバレになるが、例えれば鬼滅隊爆誕!この戦いはプロローグに過ぎなかった……といった華々しい展開と顛末。いやこれはもうシリーズ化待ったなしでしょ!シリーズ化して!と熱望せざるをえないパワーと勢いである。
何よりちゃんと「怖かった」。古典ホラー映画のお約束をきっちり踏まえ、正統的に脅かし怖がらせてくる。「エクソシスト」は笑い要素皆無の精神的にクる系だったが、「ヴァチカン」も五感にストレートに訴えかける恐怖感はなかなかのハイレベル。ひっさびさに映画で「(ホラー的に)怖い」と感じられて嬉しい(何度もいうが私の恐怖基準はアレなんで注意)。
それにしても悪いものの目、というのは万国共通なんだろか。この映画の「悪魔」の目はまんま「鬼滅の刃」に出てくる鬼のそれなのよね。「上弦 伍」とか書いてるんじゃないかと思ったわ。ただ、数は桁が違う……とっとっと、ネタバレになるのでこれ以上は言わない。そうそう、これが実話を元にしているというのがまた驚き。「エクソシストは語る」ガブリエル・アモース、文庫本でリニューアル出版してくれないかなあ。
「バグダッド・カフェ」パーシー・アドロン
Bagdad Cafe Percy Adlon(2008独)
此方は昔映画館で観て、その後レンタルビデオ屋で多分完全版?を借りて観て、久しぶりに録画してた分を観た。此方はディレクターズカット版かな。
画面もきっと以前よりキレイになってるのか、自分自身の年齢のせいなのか、両方なのかわからないが、とにかく映像がクリアで独特な色彩がよかった。ああーこれあの名画を真似てんのね、というのも初めて気がついた(遅!)。
物語としては単純、夫と大喧嘩して車を降りた妻・夫を追い出した妻、の二人が心を通わせ寂れたカフェを盛り上げる話である。登場人物が多種多様、まさにワールドワイド、なのにギスギスした冒頭からホンワカなラストまで、なんとなく緩く繋がったり繋がらなかったり、各々がてんで勝手に存在している。この感じは当時も受けたが、今になってみれば
「これこそ多様性じゃん。もうちゃんと作ってんじゃん(ドイツ映画とはいえ舞台はアメリカ)」
の感想。15年も前の映画なのに。
今更ネタバレも何もないというか、ネタバレしても支障ない映画なので今回おお!と思ったシーンを書き留めとく。
カフェがショーで人気になり繁盛し、皆がいい感じで仲良くなったところで、入れ墨彫り師の女が一人カフェを出ていく。
「なれ合い過ぎなのよ」
と吐き捨てて。皆困惑顔だけど、しつこく止めはしない。繋がるのも繋がらないのも個人の自由。幸せの形もひとつじゃなく、何を幸せと感じるのかも人それぞれ。そういうことを非常に端的に表現した見事なワンシーンだと、この年齢になって感心した。映画って本当凄いよねえ。
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