「マルドゥック・スクランブル」



これもずっと読みたかったシリーズ。
 
 「マルドゥック・スクランブル 圧縮」冲方丁(2003)

「マルドゥック・スクランブル 燃焼」

「マルドゥック・スクランブル 排気」

 え、もう二十年近く前の小説なのか(衝撃)。もうちょっと早く読みたかったけど、一番多忙だった時期だのう。2010年に改定版も出てる。

 これも三冊ほぼ一気読み。三分の一近くがカジノ場面に割かれているが、これがまためっぽう面白くて唸らされる。賭け事の仕組みと必要なスキルから鑑みて、どういう異能があれば勝てるか、を突き詰めるとこうなるんだな。派手な戦闘シーンではないのに相当な緊迫感が持続し続けて、最後にすべてが繋がるカタルシス。正直、勝率がどうとか数字を羅列されるとキツイど文系の私だが、それでも楽しめたのできっと万人大丈夫(断言)。

 ブレードランナーやら2001年やら往年の名SF映画を思わせるサイバーパンクな雰囲気もいいし、最新鋭の技術を駆使する登場人物たちの、あまりにも「人間的」な振舞いも多彩で目まぐるしくて目を離せない。それにしても「相棒」が服にもアクセサリーにも武器にもなるってかなりエロティックですわ。 

 アニメ化も映画化もコミカライズもある。続きというかスピンオフ的なものも多いよね。まず改訂版を読みたいな。

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