偶然だがデニーロ連発。
「カムバック・トゥ・ハリウッド!!」ジョージ・キャロ
The Comeback Trail George Gallo(2020米)
ロバート・デ・ニーロにトミー・リー・ジョーンズにモーガン・フリーマンという重鎮揃い踏み。古き良きハリウッドの心をふんだんに……といいたいところだが酷くて下衆くて金の亡者でヤバいハリウッドの現実。ただ熱い映画愛はある。汚れまくってるけど確かにある。ハリウッド的B級「ニューシネマパラダイス」といってもいいかもしれない(言い過ぎ)。
ただ、コメディ映画としてみるとキレが足りないかな。三人それぞれ名演ではあったんだけど、何かちょっと勿体ない気がした。この三人ならもっと弾けられたんじゃないか?それより、駄作で打ち切りになったっていう触れ込みの「尼さんは殺し屋」が観たいわ。(レビューを斜め読みしたら結構な人数が推してた(笑))老人ホームでのシーンくらいのテンションとスピード感を最後まで通してほしかった。ちょっと残念。
「マイ・インターン」ナンシー・マイヤーズ
The Intern Nancy Meyers(2015米)
女性監督らしい、といったらどこかから叱られるかもしれないが、デニーロ扮するベンが、どこからどうみても「女性から見たカッコいいおじ様」像そのもの。仕立て物らしきスーツがよく似合って、髭もきちんと剃り清潔感ある感じ。押しつけがましくなくまして威張ることなく、さり気なくサポートしてくれて、下心なくすっと懐に入りほしい言葉をくれる。素晴らしい。
でもこれって少年漫画でよく見る「現実にはありえない女子像」と同じなんだろか。男性から見たら、こんなオヤジいないよ!なのかもしれない。とにかくこのデニーロはパーフェクトにステキである。
ただ後半ちょっとダレたかな。もう少しコメディ寄りでも良かった気がする。メイキング映像みると若手の俳優が皆、デニーロと接するだけでかなり舞い上がってキャッキャしてるので、雰囲気はかなりよさそう。むしろ良すぎたのかもしれない。その雰囲気が映画にも影響して、やや緩んじゃったのか。重鎮俳優を使う難しさはこういうところにあるのかも。C・イーストウッドみたいに自分で撮るくらいじゃないとなのかしら。
「グッド・ウィル・ハンティング」ガス・ヴァン・サント
Good Will Hunting Gus Van Sant(1997米)
こちらは超有名・超名作と名高いが何故か観ていなかった(そういうの多い再)。で、これも大学生の子が観たいと(これも再)。監督が「マイ・プライベート・アイダホ」の人なのね。脚本が出演もしてるマット・デイモンとベン・アフレック。何なのコレ才能に溢れてる。
舞台はボストン、ハーバード大。マサチューセッツ工科大学。そこで掃除夫をするウィルは数学の天才で記憶力も抜群。だがつまらない喧嘩をして警官を殴ってしまい留置所に。才を見出した教授が身元を引き受けるも、壮絶なバックグラウンドを持ちスラムで暮らすウィルの心を開くのは一筋縄でなく、様々なトラブルを起こす――
最初から最後までいわゆる「悪人」が一人も出てこない。ベン・アフレック演じるチャッキーなんて見た目も言動も街の不良そのものだけど、神か天使かっていうくらいいい奴。メッチャ美味しい役じゃないかこれ。脚本書いた役得か。
単なる予定調和じゃなく、切なさがあとをひくラスト。ハッピーエンドのスタンド・バイ・ミーという趣。ネタバレになるので詳細は控えるけど、クリスが主人公を諭す場面が思い浮かぶ感動シーンあり。実際、ベンとマットって幼馴染なのね。なるほど。
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