これも昼間の夢。また電車移動。どんだけ旅行をry
親族のお年寄りを送ることになった。電車は乗り換えなしの一本のみ、向こうの駅では迎えの娘さんが待っているので、数駅だけ一緒に乗り、途中で戻ってくるつもりでいた。何しろ、その親族の居住地はコロナ感染者が急激に増加したところである。申し訳ないがそこまでは送れないと思っていた。
だが、最初に降りようと思っていた駅で、電車の降り口がどうしても見つからない。焦っているうちに動き出してしまった。仕方がない、次の駅で降りようと思い、窓の外を見ると海が見えた。とても綺麗な風景だ。暫くすると洞窟のような切り立った岩場の内部に入った。たくさんの小さな灯りが置いてある。
車内では高校生らしき女の子たちが楽しそうに行き来している。目の前にある階段は下の部分が外れるようで、皆上に跳ね上げながら移動している。向こう側に降り口があるのかもしれない、と真似して階段を上げて探しにいくがやはり見つからない。そうこうしているうちに次の駅に停車した。
が、またもや降りられないまま発車する。
コンクリート製の厚い壁についているボタンを試しに押してみたら、ゴゴゴ…と音がして上下に開いた。やった、降りよう!と思ったが、もうスピードが出始めていてとても無理だ。駅員さんが二、三人慌てて走ってきて、結局ドアは閉められてしまった。
そこでふと気づいた。
自分はもう此の世の人間ではない。
私の姿は誰にも見えていない。
親族の女性も、高校生たちも、私の体をすり抜ける。
なるほど、だから降りられないのか、と妙に納得がいった。

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