さまざまな女たち


 夜の夢でこんな長いのは久しぶり。 

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 住宅街をみんなで走っている。すると、自分以外の全員が一か所に立ち止まり並び出した。整然と四角い列を作って待機している。コースは決まっているので、先に回ってしまおうと思い、一人で走る。足どりは軽やかで気持ちがいい。

 二、三周したところで、同じ道を走っていたはずがコースを外れた。見覚えはあるがまったく違う町だ。民家のような建物の中に入ると、若い男性が二人いて笑っている。通り抜けたところは若者でごった返していた。自分がここにいる理由と、元の場所に戻りたい旨話そうとするが、ひっきりなしの会話に入り込むタイミングがつかめない。皆楽しそうでニコニコしている。

 そこを出て公園のような広い場所に行くと、最寄りの駅が「原宿」であることに気づく。このままでは「渋谷」からどんどん離れてしまうと思い、路に立てられた大きな地図の前で道順を確認していると、背の高い年配の女性が近づいてきて話しかけてきた。知り合いのようだが、顔が不鮮明だ。

「私たち卓球の練習をしててね、ここが練習場なの」

 地図を指さして説明しつつ、

「貴女が戻るには、こちらに回って、ここを通って」

と丁寧に教えてくれた。

 いつしか友人が傍にいて、一緒に店に入ることになった。二人で話しながら階段を上がっていると、見知らぬ女性がすぐ前に立ちはだかった。どうも仲間に入れてほしいようだが、殆ど意味不明で何を言っているのかわからない。

 気味が悪くなり、逃げようとするがしつこく追って来てつきまとう。友人と一緒にトイレの個室に入り鍵をかけた。トイレは広くて窓も大きく、真っ白な内装が綺麗だったが、流されていなかった。友人が嫌だねーと言いながら流した。ドアの外を伺うと、あの変な女が少し離れた外ドアの前に背中を向けて座り込んでいる。どうやら仲間らしき女がもう一人いるようだ。流石に怖くなったので、トイレ内の非常ボタンを1、2回押した。すると、

「ああもう、一回押せばわかるから!」

 と中年女性が不機嫌そうにやってきた。友人と二人で説明したが、

「連れなんじゃないの?仲良くすればいいじゃないの」

 などと言うばかりで全く埒が明かない。強く抗議し、弁護士を呼びますがいいですか?とまで言って、ようやく女性二人を遠くに引き離して貰う。

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