キング二連発。短編集もよいのよ。
「マイル81 わるい夢たちのバザールⅠ」
「夏の雷鳴 わるい夢たちのバザールⅡ」
スティーヴン・キング 訳:風間賢二・白石朗
書いた年代がバラバラなものを集めたらしいが、どれもこれも面白かった。新作長編ももう出ているし(買わなきゃ)今年73歳のキングの創作の源泉は、まだまだ汲めども尽きぬ状態らしい。
もはや何も語る必要もなく、どこから読んでもOKなのだが、出来れば二冊セットで揃えて読むのがお勧め。Ⅱの最後で訳者の方がカテゴリー分けして、簡単なあらすじを書いてくださってる(ネタバレなし)。きっと全部読みたくなること請け合いです。
私の好みで言うとやはりⅠのトップ、「マイル81」!これぞキング!これを読んだだけで買ってよかったと思えた。スタンドバイミーとITとクリスティーンをまぜくって凝縮して極上の出来。特に出て来る子供の様子が余りにもリアル。ちゃんと子育てして、ガッツリ観察してたんだろうなあ。でも私が好きっていうくらいだから、短いけどそれなりに怖いです(笑)
やはり表題になってる作品の出来は秀逸で、Ⅱの「夏の雷鳴」もよかった。こちらはトリだ。何とも言えない切なさと寂寥感、謎の爽快感もあいまって、ラストに相応しい。
漫画のデスノートそっくりな話を全然前に書いていたり、異世界に繋がるkindleを書いたり、「ダークタワー」を地で行く空気感をそこここで感じられる・味わえる二冊。堪能いたしました。
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