旅の粗相


 昼寝中の夢。


 旅行中である。外国の高級会員制施設を見学するオプショナルツアーに参加している。

 地下駐車場のような広い場所に向って坂道を下り、エレベーターに乗った。連れは友人とその祖母だ。そのお婆さんが足が悪いというので、私がおんぶすることになった。お婆さんは軽くて、殆どおぶっている感じはしないが、何かを観ようと体を動かすたびに落ちかかる。すんでのところで支えておぶい直すが、なぜ私がこの役なのだろうとだんだん疑問に思ってきた。

 建物の中は照明が暗く、殆ど人がいなくて静かだ。遠くの座席で食事している外国人が微かに見える。観光客が来るツアーの時間は避けているのだろう、そりゃそうよね、と友人と話し合う。

 おんぶしていたお婆さんを下ろし暫くすると、小を漏らしてしまった。床に水溜りになってしまっている。ああ、途中でトイレどうですかと聞けばよかった、と後悔した。現場は、施設の人がすぐにやってきて速やかに処理してくれた。さすがサービスがよい、と皆で感心した。

 着替えをどうにかしないとと思い外に出るが、知らない街なので店がどこにあるのかわからない。まごまごしているうちに友人もお婆さんもいなくなってしまった。

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