長くリアルな夢。
出かけた先から帰ることにして、知人と一緒に電車に乗ろうと駅中を歩いている。並んでではなく、私が常に前を歩いている。いつもこの人はこうだよなあ、と思う。急行か各駅停車かで迷ったが、知人が
「疲れたから座って帰りたい」
というので各駅停車に乗ることにした。
狭い入口の列に並んだが、切符を通すところで滞留している。何とかお金を入れて切符を買ったが、後ろから
「中にもあるんだよ!」
と知人の苛立った声がする。しかしもう買って通ってしまった、戻るにも人が多くてどうしようもなく、前に進むと確かにタッチする場所があった。なんだ、これなら現金でなくカードで通れたのにと後悔するがもう遅い。知人は機嫌を損ねたようで近づいてこない。
だだっ広く長いホームには色んな店がある。中華料理屋があり、近づいてみるとお風呂のような大きな木枠の中に炒飯が沢山入っていて、良い匂いをさせている。
そのうち電車が随分遠くの方で停まろうとしているのに気づいた。慌てて走り出す。若い知人は足が速く、いつのまにかかなり前を走っていて、間一髪乗り込むことができたようだ。私は乗り遅れ、電車は行ってしまった。仕方がないので次の電車までしばらく時間を潰すことにした。
ホームの端に、テーマパークのような大きな施設がある。まだオープン前なのか誰も客がいない。どういう所なのだろう?と興味を持ち近づくと、カードが勝手に通り入れてしまった。ところが二階のフロアに上がったところで、狭い階段から従業員らしき男が出て来てとがめた。
「どうやってここに入ったんですか?入ってはいけないところですよ」
というのだ。慌てて、中を観てみたかっただけだ、入ってはいけないとは知らなかったと弁解するも許してくれない。パンフレットのようなものを出してきて、住所や電話や名前、どういうつもりでここに入ったのかを書けという。仕方ないので書いたが、その間中、見てみたかっただけとか嘘だろう、何の目的で忍び込んだんだ恥ずかしくないのか、家族にも伝えて、上層部に提出させてもらうからななどと暴言を食らう。何度も書き直しをさせられ、中々帰してもらえない。
辟易していたら、施設のオーナーらしき身なりのいい男性がにこやかに近づいてきて、従業員の男性にどうした、何事だ?と聞いている。従業員が説明するときっぱりこう言った、
「いや、別にここは元々誰が入ってきても構わないんだ。普通の人のようだし観たかっただけと言ってるんだから、反省文みたいなものを書かせる必要も無いよ」
オーナーが去った後は形勢逆転だ。勢いを削がれしょんぼりする従業員に、
「あなたの上司はいいって言ったよね。聴いたよね。紙を返して。もう帰らせてもらう。二度とここには来ないから!」
取り返した紙を持ち、無事電車に乗ることができた。

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