「いつだってやめられる 七人の危ない教授たち」

これもまた子のおススメ(学校の先生が熱く語ったらしいw)シリーズ。イタリア映画です。シリーズものの一作目。

 
「いつだってやめられる 七人の危ない教授たち」シドニー・シビリア
Smetto quando voglio Sydney Sibilia(2014伊)

高学歴の教職でありながら、研究は中々認められず、非常勤や短期契約で吹けば飛ぶような身分、バイトをしないと生活していけない…って今の日本も同じような状況じゃないの?と、ちょっと身につまされる感じ。

【60字梗概】
契約を切られた教授が仲間を集め自作の合法薬物の商売を始め成功、脅してきた悪党を騙し罪を押しつけた上で一人だけ警察に捕まる。

安物のコミックのようなキッチュな色彩の映像が内容と合っていてとてもよい。オタク特有の早口でまくしたてる感じも。高学歴なのにその研究は認められず、正攻法では全くお金にならない。裏稼業でも大学出というだけで断られる。バイトでもうだつが上がらない。とすれば残された手段は…
重くしようと思えばいくらでも重くなるテーマだが、ここまで明るく能天気に出来るのは流石イタリアというべきか。世間一般の「イタリア」のステレオタイプなイメージをしっかり利用して笑わせながらも、全体が社会問題への痛烈な皮肉として完成されている。シリーズとして続いていったのもわかる、テンポも良いしアクションも案外?派手だしセリフも練られていて面白い!
それにしても日本も、その道の専門家とか基礎研究者とか、頭の良い人をちゃんと評価して在るべきところに置いて働いて貰えるようにしないと。今のままだと日本版とか作れちゃいそうで怖いわ。

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