「来る」

澤村伊智さん原作の「ぼぎわんが、来る」の映画化。話題になってたのは知ってたが行きそびれたシリーズ。監督さんは「パコと魔法の絵本」「嫌われ松子の一生」の人なのね。通りで、絵面が独特な極彩色。

 
「来る」中島哲也(2018)




【60字梗概】
親子三人が住むマンションの一室で化け物が夫を殺害、その後妻も殺され娘は攫われるが霊能者とその仲間に祓われ助けられる。

 監督や脚本の力もさることながら、とにかく俳優の皆さんの演技が半端ない。この画像からみてもわかるようにそうそうたるメンツだが、前半で秀逸なのは何といっても夫役の妻夫木さん。ネットでよく見るような胸糞イクメン()クズエピソードが雨あられと繰り出され、絵に描いたようなサイテー夫をその甘いマスクで完璧に演じ切ってる。いつも友達に囲まれて笑顔を絶やさないその整った顔が、段々と嫌ったらしく、しまいには不気味にさえ見えて来る。こういう筋金入りの、ナチュラルな嘘つきって真面目に怖い。そりゃ変な者も来ますわ。というか、そもそも最初からこんなだったのか、変なものに憑かれて(?)からこうなったのか知りたいところ。
 ジャンル不明、という映画評を何かで観たがまさにその通りで、実はホラーとしてはあまり怖くない。虫がわさわさ出て来るところとか血がブシャーとか腕ぶっちんとかあることはあるが、まあそれほど…って感じ。ただし私は麻痺してる可能性大だが。とにかく何だコレ何だコレと思ってるうちに一気にラストまで連れてかれた。
 ラストも正直何がなんだかよくわからんが面白かったので、是非原作「ぼぎわんが、来る」を読んでみようと思う。とどのつまりまんまと製作委員会の術中に嵌っているのだ。恐ろしい子…!(byコトコさん)

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