いわゆる明晰夢というやつ?かなりリアルな感覚だった。
家に一人でいたら、突然知らない親子が入って来た。中年女性が馴れ馴れしく、
「よかったー開いてて。またお願いしますねー」
などといいながら、汗びっしょりの小学生らしき息子を連れてズカズカと部屋に入ろうとする。玄関先にはその弟らしき男子、父親らしきメガネをかけた男性が控えていて、満面の笑みで愛想よく挨拶をする。全員背が低く丸顔でずんぐりしており、大きな目が目立つ。笑顔だがどこか歪んでいて気味が悪い。廊下まで何とか押し出して、
「勝手に入られては困ります。貴方たちが誰か知らないし、呼んでもいない。お帰りください」
ときっぱり言うが、
「えー、そんなこと言わないでさー」「せっかく来たのに」「何か食べたい飲みたい」「お泊りしたい」
と、先に入ってこようとした母親と子供がニヤニヤしながら繰り返す。
強めにお帰りください!通報しますよと言い、子供二人に向かって、
「君たち、親が警察に捕まるようなことをしてるんだよ?どう思う?早く帰りなさい。もうこんなことしてはダメだよ」
と諭すと、ぶつぶつ言いながらもやっと全員立ち去った。
ドアを閉めてからも不安が消えない。帰って来た家族に今こんなことがあって、と話をすると、皆びっくりする。
「結果的には何も無かったから110番するほどじゃないけど、相談はした方がいいよね」
と電話帳をめくって警察署の番号を探すが、中々みつからない。

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