脱出

※長い夢だった。一続きなのか、バラバラなのか判然としない。

 だだっ広い体育館のような場所で展示販売を行っている。久しぶりに会う大学時代の同級生がいくつか買ってくれるが、伝票が切れている。慌てて、ちょうどいま到着して荷解き中の他の店に借りた。
 車で帰ろうとしているが、物凄い坂を下りなければならない。何とか下りきるが、車が壊れて動かなくなってしまった。両側は高くそびえる壁で道幅は酷く狭い。このままでは後から来た車でこの道が塞がってしまう。僅かに開いた出口は人ひとりやっと通れるか通れないかの高さしかなく、怖かったが思い切って外に出た。
 歩いて駅に向かっていると、後ろから誰かが執拗に追って来る。撒くために途中で道を曲がった。そのまま線路沿いを歩いていけば駅に着くと思い歩き続けたが、民家に突き当たった。完全な行き止まりで隙間が全くない。民家の中を突っ切るわけにもいかず諦めて引き返し、学校の敷地内を通り抜けることにする。校舎と校舎の間に廻り込み足早に歩いていると、女の子に手を掴まれる。遊ぼう!案内してあげるから!と言われるが、振り切って逃げる。あの子は殺された子だ。可哀想だが構ってはあげられない。校門前に出ると子供が沢山いて賑やかだ。キャッチボールをしている子の間をうっかり通ってしまいたしなめられる。ごめんごめん、と言いながら校門を抜け、ようやく正しい道に戻った。

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