「ダンケルク」
「この世界の片隅に」と「エイリアンコヴェナント」と同タイミングで観たのだが、こちらも結構な絶望感。内陸には敵、隠れるところ皆無な広い砂浜にいつ来るとも知れぬ船を待つ長蛇の列、という絵がどんな言葉より状況のヤバさを物語っている。浜には食料も水もなく、爆撃を逃れてもいずれ飢える。運よく船に乗れたところでこちらも潜水艦や戦闘機からの攻撃必至。まさに「詰んでる」状態。
そんな中でも人は様々だ。なりふり構わず生き残る道を探る者、上官として最後まで現地に留まる者、船を出し助けに向かう者。「だれかを助けたい、役に立ちたい」と果敢に死地に向かう若者を、単なる若さゆえの無謀だと、ヒーローになりたいがための虚勢だといいきれるだろうか。兵士でなくともいつ死ぬかわからない状況のなかでは、自分の命をひたすら守るよりどう使うかを考えるという選択も十分ありだったのではないだろうか。
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おひさしぶりです(^-^)
返信削除私もこの映画見たいのです~!
手帳に書いたまま未だに見ていない1本。。。
つばきさんお久しぶりです!相変わらずの亀更新ですみません。
削除そうそう、年々チェックしたものの観てない映画溜まります…
これは本当に映画館で観たかった!砂浜の絶望的な広さと音を感じたかったですわ。