2016年2月9日
2023年9月12日
大学のレポート用に、長女が新旧二本借りてきた。
新しい方は初見。 「日本のいちばん長い日」岡本喜八(1967) 「日本のいちばん長い日」原田眞人(2015) いきなり結論を言うと、観るなら断然古い方。
旧作は随分前に観たのだが、二回目の今も色褪せるどころか、鬼気迫る緊迫感はそのまま。いや、新作を観てからだったので余計に引き立った。まず空気感がちがう。1967年、まだまだ戦争の記憶が生々しかったのだろう。道を歩く兵隊さんの列や、声の出し方・敬礼の仕方、街の雰囲気、人々の立ち居振る舞いなど、監督はじめ演じる俳優、裏方に至るまでおそらく関係者のほとんどが「実際に見…
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