おさ子です。のんびりまったり生きましょう。

久々更新、読んだ本いろいろ

2015年7月14日  2023年9月13日 
覚書としての読書記録、やはり読んだそばから書かないと忘れてしまう年になったこともあり再開する。順不同。思い出したものからとりあえずUP。

 
悪夢のバカンス(上下巻) シャーリー・コンラン 1991年新潮文庫
もう何で見たかは忘れてしまったが、書評をみて読みたいと思った本の一つ。なんで思い出したかというと、FBで「このミステリーがすごい!の本なのにハズレだった」という記事を目にし、あーそういうことあるよねー。と返しつつ、ふと思い立って歴代のこのミス本を探してみたことがきっかけ。ランキングにしっかり入ってたのだ。
おおおーと思いamaz◯nで検索したら新品がない!?!しかしこうなると益々読んでみたい・・・と中古品を購入。期待通りかなり面白く、引き込まれてあっというまに読破してしまった。「なんとなく気になった本」ってハズレはあんまりないなあと実感。前振り部分が少々長めだが、そこはスティーヴンキングの超絶長い大量の前振り&伏線に慣れた私にはなんてことない。ちゃんと必然性もあるし。
とある島で開かれた会議に出席する重役達とその妻たち。何不自由ない日々を送る妻たちだが、ある日クーデターが起こり夫たちは皆殺されてしまう。島は封鎖され、連絡手段を断たれた妻たちはジャングルに逃げ込む。セレブな奥様たちは果たして生き残れるか…というお話。
こういう集団で何かに立ち向かう的な話には必ずでてくる、やたら感情的で泣き喚いたり過剰に反応しすぎたりして皆の迷惑になるタイプの女性、作者が女性のせいか懲らしめっぷりが半端ない!うるさいし色気過剰だし自己中だし、えらんときにえらんことして今までの段取りをぶち壊す、っていうような女性って実際に近くにいたらすごく迷惑だけど物語的にはオイシイなあっていうのも万国共通。
映画化されてたのが意外と最近だったのにちょっと驚き。「レフト・トゥ・ダイ」2013年。覚えていたら借りてみよう。

 
リーシーの物語(上下巻) スティーヴン・キング 2015年文春文庫
言わずと知れたキング作品!何故か買いそびれていたこの本、実は作中に「悪夢のバカンス」が登場する。たまたま上のような経緯で入手して読み終えたあとだったので鳥肌たった。キング愛にもほどがあるな私…ていうか「悪夢のバカンス」が出た当時に手に入れて読んでいたとしたら、今回気づくことができたかどうかわからない。読書の巡り合わせって不思議だ。
さてこの本。正直、読んでいてキング大丈夫か?!と思った。あまりにも主人公の亡き夫の精神状態に入り込みすぎていて、というか自分がそういう状態だからこういう文章になったのか?と思うくらい異様な雰囲気バリバリ。これわざとだとしたら神技。本人、最高傑作と断言してるからしてやったりと満足してるのか?
キングの創りだす独特な世界を愉しめるのはいいが、精神状態がよろしくないときにはやめといたほうがいいかも。ちょっと取り込まれそうな感がある。
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B!
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コメント

  1. おかえりなさい。(よっぱ)

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  2. ふおお、どなたかと思いましたよ!よくぞ気が付かれましたね(笑)
    こんどこそ、ここで創作やりますので、その節はよろしくです(^^)どういう形で見せるかちょっと考えないと。
    ありがとうございます♪嬉しい♪

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  3. こんにちは~。
    覚えて……頂けてますでしょうか?
    つばき……か、まめひよか……。つばきです/笑
    実はわたしも拝見させて頂いています~。
    おかえりなさい^^

    返信削除
  4. つばきさん!
    きゃー、お久しぶりです!
    長いことサボっててすみません、ちょっとリハビリしたら創作始めますのでまたよろしくですー
    つばきさんブログはどこかでやってますか?

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    返信
    1. わーい(^O^)
      えとですねぇ、ブログは最近引っ越したばかりの相変わらずダークなものが/笑

      まよいぶみ http://labylett.blogspot.jp/

      ついでに、すご~く短い、文章とも言えないような文も書いてたりします。

      ほろほろあめ。 http://www.asahi-net.or.jp/~dh8y-wd/

      亀更新なので、忘れた頃にたまに書いてます(^v^)

      削除
    2. つばきさん
      いつもながら素敵なサイトを作ってらっしゃる。
      早速お気に入り入れちゃいました♪
      私も亀どころかかたつむり更新ですががんばりまーす

      削除
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