おさ子です。のんびりまったり生きましょう。

「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」

2025年8月17日  2025年8月17日 

 封切り二週目の平日昼間に行きました。一番空いてそうな時間を選んだものの、入場時は列ができ、席も最後列はほぼ埋まってた。子供からお年寄りまで年齢層はさまざま。


「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」外崎春雄(2025)

 原作漫画は完読してるが細かいところは忘れたままあえて再読なし、新鮮な気持ちで観た。Twitter(x)でも皆さんネタバレを絶妙に回避しつつの絶賛の嵐だったのも有難かった。

 いやーこれはもう、現時点で日本アニメの最高峰ですね間違いなく。もはやワールドワイドな鉄板コンテンツと化した「鬼滅の刃」の力(お金的にも熱量的にも)が、ここまでのレベルに押し上げることを可能にした。他の方も仰ってたけど、今回もこれほどに超絶大ヒットするとは思いませんでした。「無限列車」の時の子供たちはもう大人になって卒業しちゃったかな、忘れちゃったかなと。全然杞憂だった。しかしこれまだ「第一章」なんですけど……いや作中で最も盛り上がるエピソードではあるんだけど……この先いったいどうするんだあああハードル高いいいい。

 封切りされてからもうだいぶ経ったけれど、一応あからさまなネタバレは回避で書いておく。

 とにかく「無限城」のビジュアルがヤバイ。デジタルで作るとはいっても、人の指示・手が入らずして作れないんだ何事も。そこを駆け抜け、落ち、引っかかり、飛ぶ、技を放つ。特に鬼滅ファンじゃなくても、何なら話なんも知らなくても、このテンコ盛り戦闘シーンだけで映画館で観る価値十分すぎるくらいあると思う。私のこんな薄っぺらい記事なんぞ読まずともいいので、サクッと劇場へGOですのよ。

 鬼滅のいいところは、やはり鬼が元は人間だった、という設定。鬼になるか鬼滅隊になるか、の分岐点には実は僅かな差しかない。出会うべき人に出会えるか、チャンスを掴めるか、というところでその後の運命が大きく変わってしまう。自己責任とも言い切れず、運命だけとも言い切れない。そういったところを各キャラやエピソードに、実にうまく落とし込んでいると思う。血も流れるし首も飛ぶけど、私は子供には悪くない気がするんだな。もちろん人気だからと無理に見せるのはNGだけど、少なくとも観たい子は観たらいい。入場の列で後ろにいた、お父さんと一緒の小学生くらいのお子さん、

「いよいよ観られると思うと背中がぞわぞわーーーっとして止まんないの!」

なんて言葉が出るような映画に、人生のうちでどれだけ巡り会えることか。私こそ尊すぎて鳥肌立ちました。すごいね、いや本当に。次回作にも期待。

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