「三体0 球状閃電」
なんと私、ついに膝の水を抜く、なんてことを経験してしまいました。抜いた後にはヒアルロン酸注入(これは五十肩の時にもやったので初ではない)。とりあえず日常生活に支障は無し、少し曲げにくいかな程度。転んだのがキッカケだろうけどまあ加齢と体重だきっと。痩せよう(決意)。頑張れヒアルロン酸そしてオオタニサン監修の膝サポーター。

「三体0 球状閃電」劉 慈欣 訳:大森望、光吉さくら、ワン・チャイ(2022)
作者は不可思議な「球電」現象を目撃した経験があり、そこから発想した「ファンタジー」だそうな。三体本編を読んだことない人でも全然楽しめる、というか本来ここから読むべきだったみたいです。この方の作品は時間軸が長めで、いつも結構な大河ドラマを観たような気分になるのだが本作品も例外ではない。
えーとどう感想を書いたものだろうか。「三体」本編の時もそうだったが全部ネタバレになっちゃいそうで書きにくい。
雷の夜、謎の球体により両親を亡くした主人公は「球電」に取りつかれ研究者となる。アカデミアと軍隊、それぞれの分野の「取りつかれた人」と深く関わり、ある成果を出すことに成功するが……
これだけじゃ面白さが通じないとは思うが、ひとつ言えるのがなんでこれが「三体0」やねんという感じでまったく別の話として進行していくのに、ラスト近くで突如ハッキリああ!これか!となるのが非常に気持ちがいいのだ。んあーでもこれを最初に読んで、「三体」でうわーあれがここでええええという気持ちも味わってみたかった。「三体」シリーズ未読でこれから、という方はぜひこの0からいってみてほしい。

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