おさ子です。のんびりまったり生きましょう。

「インサイド・ヘッド2」

2024年10月4日  2024年10月4日 

 「エイリアン:ロムルス」断られた友人といってきた。いやー癒されましたわ。何よりどんな不穏な雰囲気になってもエイリアン出てこないし、安心したところで背後からグサーとかないし(混乱)。雨模様の都内でしたが(だから?)案外人多かった。

「インサイド・ヘッド2」ケルシー・マン

Inside Out 2  Kelsey Mann(2024米)

 思春期に突入したライリーの脳内に、新たな感情が次々到来。「シンパイ」(Anxiety)「イイナー」(envy)「ダリィ」(Ennui)「ハズカシ」(Embarrassment)ナツカシ(Nostalgia)という誠にわかりやすく覚えやすいそのまんまな名前。吹き替え版を観たので、それぞれ英語でなんて言うのかと後で調べたら、そっちもまんまだったけど「ハズカシ」はshyかと思ってた。shyは性格を評していう言葉、ashameは罪の意識をともなう恥の感情、思春期にありがちな他人の目が気になって恥ずかしい、はEmbarrassmentだそうな。なるほど勉強になるわー。私自身、小学校高学年のある時突然に「他人の目」が気になりだしたの覚えてる。えーどうしちゃったんだろ私、こんなのイヤだ、元の自分に戻りたい、と思ったけど無理だった。そうかこいつらが大挙して現れたのか……結構困ったぞ?(笑)

 一作目もそうだったけど、両親に愛情たっぷり注がれて育ったライリーの感情のメインはやはり「ヨロコビ」なんだな、と感心した。どの感情も人の成長には必要なもので、要らないもの・排除しなきゃならないものはないというスタンスだけど、ベースにあるものが「ヨロコビ」であるなら最強、というのはよい。偏りなく、バランス考えて、暴走しないよう気をつけようね、行き詰ったら原点に戻れと。そういうお話だった。幅広い年齢層にウケるのもよくわかる。子供にもすごくわかりやすいと思う。

 一個だけちょこっとネタバレすると、

「ネガティブな記憶はぴゅーーーんと奥に飛ばしちゃう!」

 絵面はわかりみが強くて笑った。漫画「テレプシコーラ」でも、転ぶんじゃないか振りを忘れるんじゃないか失敗するんじゃないかといった感情を箱に入れて蓋閉める!というメンタルコントロール法が出てたっけ。イメージ力が強い子だとかなり有効。これも、「消す」のではないところがミソよね。大変面白うございました。

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