おさ子です。のんびりまったり生きましょう。

「身代わり忠臣蔵」

2024年2月15日  2024年2月15日 

  所用を済ませたついでに、時間がちょうどよかったので観てみた。封切されて間もないのとサービスデーもあって結構人多し。年齢層高め。

※ネタバレあり注意!

「身代わり忠臣蔵」河合勇人(2024)

 監督の河合さんはお初……と思いきやドラマ「ダメな私に恋してください」の人!深キョン可愛かったわ毎週観てたわ。原作の漫画も読んでたけど、ほぼ違和感なかった記憶。

 でこの作品。忠臣蔵は大まかな筋立ては知ってるけど詳しくはない、という程度。ムロツヨシさんはNHK大河「どうする家康」での豊臣秀吉役が記憶に新しい。ストーリーも非常にわかりやすかった。まあタイトルまんまやし。前半は完全にコメディタッチで、ドリフのコントっぽい場面が次々繰り出され、後半はシリアス寄りとみせかけて不謹慎ギリギリな場面をぶっこんでくる、といった感じ。

 まず一人二役のムロさんすごい。他の役者さんたちもそれぞれに素敵。往年の「時代劇」への大いなるリスペクト、オマージュもふんだんてんこ盛り。殺陣も本格的でカッコいい。テンポも軽やか。

 決して悪くない、悪くないんだけど……

 どうにもこの映画の笑いどころ?に乗れなかった。ギャグとシリアスの切り替わり方が合わないというか。会場はそこそこ沸いてたから私だけの問題かも。狡猾でサイコっぽい秀吉のイメージが強烈すぎたか?主人公のキャラが最後までイマイチ掴めなかったのはそのせい?

 終盤の不謹慎シーンは大迫力だし面白かったんだけどちょっと勿体ない気がした。ムロさんの登場タイミング早すぎじゃないかなあ。大体察しはついていたので、もうちょっと引っ張ってほしかった。そしてラスト。もうひとこい!ひとひねり!ほしかった!せっかくムロさんなんだし。原作もこういう展開・終わり方なのかな。脚本・原作は同じ土橋章宏さんということだから、改変したわけでもないよね?うむむ。読んでみるべきか。

 とはいえネット上ではおおむね高評価だし「忠臣蔵」ニワカな私には見えてない部分も多々あるのだろう。単純に好みではなかったというだけかもしれない。まあこれもまた映画の醍醐味ということで。 

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