おさ子です。のんびりまったり生きましょう。

「ゴジラ -1.0」

2023年11月15日  2023年11月15日 

  我慢できず(何を)行ってきました……


「ゴジラ -1.0」(ゴジラ マイナスワン)山崎貴(2023)


 県民の日は例のアレに席巻されておりましたが、やはり強い。平日真昼間だというのに一番デカいスクリーンの部屋が割り当てられている。客層は例によって年齢層高めではあったが、若者も多し。

 それはともかくとして映画。

 物凄く面白かった。二時間まるまる、飲み物を飲むのも忘れて夢中で観ました。今回もまた如何にネタバレしないで感想を書くかチャレンジなんですが、どうしたらいいんだ。とりあえず一言では語りつくせないけどいってみる?

 今までのゴジラ映画。

 シンゴジラ。

 日本沈没。

 永遠のゼロ(映画版ね。監督だもんね)。

 ハリウッド映画人類を救う系の数々(これも具体的に挙げるとネタバレになるので伏せ)。

 すべて入ってる!山盛りてんこ盛り!

 とにかく最初から最後までゴジラなのである。「ゴジラのいる世界」をこれほどまでに濃密にリアルに描いた映画があったろうか。シンゴジラを初めて観た時に感じたことと似ているっちゃ似ているが、まったく違う思いもある。あの時私は、

ありがちなヌルイ人情話とか安い恋愛フラグとか、いっっっっさい無かったのがほんっとうに素晴らしい。」

 と書いた。情緒的エピソードにすっかり辟易していたのである。今も得意ではない。ないが。

 今回のは、イイ!

 全然ヌルくも安くもないッ!

 むちゃくちゃイイ!完璧!

 何がイイってまず主人公の神木くんの演技が神なんである!

 どれほど揺れ動いても、感情をあらわにしても、説得力が隙なく仕事をしているので、白けたりなんぞしないのだ。むしろストーリーには絶対に必要なこの個人事情、むやみに他を広げず主人公一人に絞ったのがまたよかった。大正解。脇というには贅沢すぎる俳優さんたち目白押し、もよかった。実によかった。

 それと音楽。これねもう本当にシビれました。このタイミングでコレええええ!と鳥肌もの。そうそう、子供の頃ゴジラ映画は怖いものだったんよ。映画館の暗闇で、子供同士ドキドキしながらスクリーンに釘づけになったあの感覚。アレをこの年になって再び味わえるとは。

 この映画、外国の方々にもウケるんじゃないだろか。怪獣オタクのみならず、普通に映画としても超面白いよ?きっと大ヒットする絶対。日本映画の未来は明るい!!素晴らしい作品をありがとう!!

 私もきっとまた観る(確信)。やっぱり4DXいっちゃうか仕方ないな。

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