「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」

 諸々かいくぐって行って来たぜ208分!

「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」マーティン・スコセッシ(2023米)

Killers of the Flower Moon / Martin Scorsese



 例によって平日でしかも終わりがけの午前中だったせいかメッチャ人少ない。年齢層高め。お一人様多し。そのおかげで最後尾の端の席だった私、足組みかえ放題。かなり楽に観させていただきました。長いは長いけど、必然性のある長さゆえ苦にはならなかった。終わったらトイレに駆け込んだけどねw

 さて中身はというと……これがレビュー超難しい。何を言ってもネタバレになりそうで。無理やり一言でいうと

「超絶ブラック版・ポカホンタス」

 だろうか(だいぶ違う)。これが実話ベースとはなんとも……「貧困ビジネス」はこんな昔からあったのだ。とはいえ、奪われるもの奪うもの、といった単純な図式ではないとだけ。なんじゃこのカオス……古き良き時代なんて大嘘だよねえ。と心の底から実感できるのはやはりこの長さ故。一切ダレないし無駄はない。

 何しろ監督がスコセッシ、俳優がデニーロとディカプリオである。一筋縄でいくわけがない。女優のリリー・グラッドストーンさんは初見だったけど謎めいた美女でこれまた役にピッタリ嵌ってる。脇役の皆さまもそれぞれ癖の強い(褒め言葉)役者さんばかりで、結構な大人数なのにまったく混乱しない。あっそうか、もう一つ思いついた。

「シン・アンタッチャブル」

だ。往年のあの映画と違って全くスカっとしないし、正義って何なのか、どこにあるのかよくわからなくなるもんね。

 ウチの近所のシネコンじゃもうすぐ終わっちゃうけど、208分をあえての映画館で観る価値はあると思います。面白かった。 

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