いつもは見えないもの
昼間の夢。書いてみると支離滅裂だが、場面場面が実にリアルだった。
私一人が部屋を出て居間の方に挨拶に行くと、父が他の親戚とソファに座って談笑している。本当に帰ってきているんだ、と無性に嬉しくなる。こんなにはっきり姿が見えて、声もそのまま生きていた時と同じ、話す内容もそれらしいんだな、と妙に感心した。
台所に行くと戸棚などが新しいものに変わっており、大勢で何かの準備をしていた。忙しそうなので、買い物に行くことにして外に出た。
商店街を歩いていると、見知らぬ男性が親しく声をかけてきた。おそらく暫く会っていないあの人だろうと察しがついたので〇〇さん?と呼んでみたが、にこにこして答えないまま去って行ってしまった。近くを歩いていた連れの二人の男性にも見覚えがあるが名前がわからない。
「お顔を見たことがあるのですが、名前がわかりません。私のことをご存知で?」
と聞くと二人とも微笑みつつ首を傾げる。とても感じの良い人たちだった。
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