「女王陛下のお気に入り」

 
怒涛の映画連投。というより溜めちゃっただけ(・_・;)

「女王陛下のお気に入り」ヨルゴス・ランティモス
The Favourite Yorgos Lanthimos(2018アイルランド英米)

女王陛下役のオリビア・コールマンがアカデミー主演女優賞取ってます。衣裳や家具、内装や小物に至るまで細部に拘ってて凄い。時代考証丸無視らしいけど(笑)。

【60字梗概】
18世紀のイングランドでアン女王の寵愛を巡って女性二人が抗争、新参が古参を陥れ追放してのし上がるが熱が冷め生活が荒廃する。

まあ、ドロドロです。予告編では何となくコメディという印象だったんだけど、いやこれアハハとは笑えないよ。笑うとしてもうわあここまでやるんだエグっ苦笑、くらい。でもその笑え無さ加減が何だか癖になりそう。監督はギリシャ人なんだけど、皮肉って喜んでる英国人を更に外から冷静に見てる感。
歴史を題材に取った映画って生活感がまるでないことも多々あるけど、これはバリバリにある。あまりキレイじゃないのだ、豪華ではあるけど。
そして女王の、ああ絶対医学的に問題を抱えてますよね心身ともに、と現代人なら察することの出来る不安定さ。実際、自身の生まれつきのホルモン異常が原因で産んだ子をことごとく亡くした人だから、身体は常にしんどかっただろうしフランスとはずっと戦争状態で相当のストレスも抱えていただろう。ああなるのも無理ないよねと思わされる。
そういう、昔の日常の過酷さみたいなものがアン女王一人の存在で全て想像がつくほど、オリビアの役作りと演技が凄いのだ。二人の大物若手女優を完全に食ってる。アカデミーとるのも納得。

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