車の助手席に乗っている。
知らない男が近づいてきて何か言いながらドアを開けようとする。咄嗟に助手席とその後ろのカギをかける(昔ながらの押すタイプ)。運転手の女友達も手元のボタンで全体をロック、間一髪間に合う。そのまま急発進してその場を去る。
街中の真っすぐな二車線道路を走っていると、真ん中あたりで事故車とその関係者らしき数人が輪になっているのが見えた。
「あの中に、さっき来た人がいたら怖いね」
と、助手席の後ろにいる女友達が言う。皆でやめて~それこわい~と声をあげる。
なおも走る車から、路地の坂道を下りていく髪の長い女性の姿が見えた。

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