おさ子です。のんびりまったり生きましょう。

観てきたぞォォォォォォ!!!

2010年5月1日  2023年9月12日 
「劇場版銀魂 新訳紅桜編」高松信司(2010)

銀魂のコミックスは長女がすべて買っており、私も愛読しているのだが、何が面白いって合間にある手書きのエッセイが一番面白くて(ぁ、すまん)、実をいうと一番好きなキャラは銀ちゃんでも沖田でも桂でもなく、空知なのだった。(ぁ、キャラじゃない作者だ)
自分の作品が映画になるなんてものすごく嬉しいだろうし、天まで舞い上がっちゃってもおかしくはないのだが、
「映画だからって何張り切っちゃってんの? いつもと同じでいいじゃん。フツーにやろうぜフツーに」
ってそっぽ向きながら一所懸命言ってる感じで、だけどちょっと緊張しちゃってる感じで、続きなんかねぇぜ夢は一回限りだ期待すんな! と言いながら第二弾作る気マンマンのラスト、感動なんかしてんじゃねぇよと言わんばかりのグダグダ・ショートストーリー……ああ、何もかもが期待通りでございました空知さん、楽しませていただきましたありがとうございます。

とにかくこの人、「好きな小説・漫画・映画」が沢山あるんだろうなあと思う。絵も話も超絶うまいというわけではないのだが、全体から並々ならぬ「愛と勇気と情熱」を感じるんである。だけどそれはすごく謙虚で、押し付けがましくない。独りよがりでもない。人気の高さもそこにあるんじゃないのかなあ。
あとまだ三十代前半と若いのに、ギャグの元ネタが異常に古いことがあり、四十代どころか五十代くらいだぞコレ!と思うこともしばしば。年齢詐称してるんちゃうかと長女とは笑っていたが、おそらく空知氏の父上もしくは母上が超面白い人なんだろうと推測している。そのへんがまた好感が持てるというか、けっこう下品なこと言っててもオチ過ぎない理由なのかも。

好感が持てるといえば、三月で終了したテレビ版「銀魂」の主題歌を歌っていたDOES(ドーズ)、Mステに出ていたので観たが、こちらもまたオーソドックスな正しいバンドで、四十代のオバサンちょっとぐっと来ました。打ち込み系でない素の音、アツい演奏・歌が若者らしくて良いです。お試しあれ♪


ついでに
「銀魂」の登場人物はほとんど幕末の人物のパロディなのですが、映画では敵役で武市半平太が出てきて個人的にウケました。「龍馬伝」もかなり高視聴率を誇っておりますし、もしかしてこれ時流に乗ったってやつ? 頑張れ銀魂。テレビアニメの早期再開望む。
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