2009年11月14日土曜日

ギネ~やっぱり観るのやめたっ!

もう一度納得いかないことがあったら、観るのやめる、と言った。
この間の水曜日、五回目。

柊先生、前回の騒ぎにより、産婦人科から婦人科に移らされる。
柊「嫌です! 私、お産が好きなんです! 移りたくありません」
(中略)
先輩医師「君は、死から逃げてる。自分の母親の死からも、徳本さんの死からも。医者がそれではダメだ。医者に必要なのは客観性。それを身につけて冷静になるまでは、執刀はさせない」
(中略)
柊「いやです! 私は逃げてません! 死を考えているからこそ産婦人科医になったんです!」
(中略)
先「婦人科でダメなら、あとは辞めてもらうしかない。よく考えろ」

また別の場面、執刀医に自分より下手な人間が選ばれたことに怒り、直接上司に
「私の方が技術は上です! なんで○○さんなんですか!」
とくってかかる女性医師(柊ではない)。

……えーと。

人前で、上司にこれだけストレートに自分の思いをぶつけられるなんて、なんてリベラルな職場なのかしら。上司の度量はどんだけ広いんや。
私がかつて勤めていたシステム系の職場風に言うと「あの人がなんでこのシステム担当なの? 私の方が速いし正確だし適任ですよ!」て上司に訴えるのかな。ありえない。
しかしこの病院、上司以外は全員、客観性も冷静さも、欠けてないか? てか、好き嫌いで仕事を決めないように、プロなんだから。

そして、私が観るのをやめることにした、決定的なひとこと。

(亡くなった妻のことが、医療過誤の疑いありと週刊誌の記事に載ったため、担当医であった柊に説明を求めにやってきた夫に対し)
私は……徳本さんのことはもう忘れたいんです。忘れて、前を向いて行きたい

…………
今回、ネットの動画で観ていたんだが、ここでぶちっと☓をクリック。

これはアカン。

この夫、何も喧嘩腰で来たわけではない。この時点では、恨んでいるわけでもない。ただ亡き妻が、一番信用していた先生だから……と縋る思いでやってきたのだ。なのにこのセリフ。医師として、という以前に人間として、そりゃないだろう。
これじゃあ柊医師、単なる困ったちゃんじゃないか。私なら、こんなこと言われたら、何としても訴訟を起こす。ミスがなくても、起こす。自分の家族の死を、忘れさせたりなんかしない、絶対に。

原作の「ノーフォールト」、立ち読みでほんのすこし読んだが、おそらくドラマとはまったく違う、と思われる。やっぱり本の方を買ってみよう。ドラマはもう観ない。ノリカさんの美しさは捨てがたいが、なんだか可哀相で観てられない。
産婦人科の方々、挫けず頑張ってください。私はもう子どもを産むことはないと思うけれど、陰ながら応援しております。

さて明日は「JIN―仁―」だ。
原作者、村上もとかさんだったのね。「メロドラマ」の人。うちの旦那いわく「ライトにさらりと描くのがいい。新しいパターンを作り出す姿勢もいい。この作者ならこういうラストかな、て察しはついても、そこに至る過程を楽しめる」。
ドラマの方も、人物の描き方が丁寧で、納得がいくストーリー展開なので、引っかかることなく安心して観ていられる。漫画も読みたいものだ。「ギネ」の方の動機とは真逆だが。

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