日常に還る

  久しぶりに長い昼寝でリアルな長い夢。しかし大部分を忘れてしまった。惜しい。


 実家の仏間にいる。そこには亡くなったはずの父もいたが、皆普通に接している。そこにいることが当たり前になったのだなあと思う。父は「子供はそういうもんやな」などと言っていた。

 そろそろ帰らなければならない。娘と私は帰り支度を始める。息子はこれから車で海辺のキャンプに出掛けるらしい。助手席には男友達、後部座席には寝袋のようなものに隠れている女友達がいる。息子は「どうしてこういうことするんだろう」とボヤきつつも、時間通り出発。気をつけてね、と声をかける。

 自宅のソファに寝転がってウトウトしていると、母が話しかけてきた。どうやら母には、父の姿はモノクロに見えるらしい。私には以前と同じように見えるよ、誰かに相談してみる?と聞くと、

「いや、うかうかそんなこと言うと……えんようになってまうやろ?そのままでいい」

と答えた。

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