10月に読んだ漫画 2
日常を全力で愉しむ男の漫画。何より料理の描写がこれでもかというほど細かくリアルでかつ美味しそう、下手な料理本よりずっとメニューの参考になる。
例えば炊込み御飯なんかだと、あらかじめ米をつけておいた水から調味料の分だけ捨てて…とか、玉ねぎを炒めるときは弱火NG、焦がさない程度に時々返しながらがよい。だから炒めている最中に他の下ごしらえ…とか、買い物から始まって、料理して食べて後片付けするまでの全体の進行を、ここまで具体的に描いた漫画って今までなかったんじゃないだろうか。
完全に大人向けとはいえ、本気でここのレシピは役に立つので、ついつい毎回買ってしまうのであった。
ストーリーそのものに過激さはないが、よく考えるとうわあ…なことをさらりと描いちゃうあたりはさすがのよしながさんである。
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