8月に読んだ本 その2
「まほろ駅前多田便利軒」三浦しをん
爽やかでほろ苦、だが温かい読後感。欲をいえば、毒がなさすぎる感じだろうか。
だがこの心地よい世界は癖になる。挿絵がカッコイイ。てかカッコ良すぎ?
短編集。単に寄せ集めたのではなく、「短編集」として考えに考えた本だという。
どれも読みごたえがあって面白かった。
本人がこれだけ毛色がちがう、と仰っている「犬の仕組」が一番強烈ですばらしく怖く、好き。
今「シャングリ・ラ」池上永一を読んでる途中。何といってもアイディアが素晴らしいし、作家本人がとても楽しんで書いているふうがうかがえて羨ましい(って実際には苦しいのだろうけど)。
読み終わったら「テンペスト」もいってみよう♪
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