「ディスクロージャー・デイ」

  今ひとつ伸びてないとかタイミングを逸したとか芳しくない噂をちょいちょい耳にしたものの、劇場はなんやかんや結構人多めだった。

「ディスクロージャー・デイ」スティーブン・スピルバーグ

Disclosure Day / Steven Spielberg(2026米)

「未知との遭遇」「E.T.」を作ったスピルバーグ監督らしい、最初から最後まで宇宙人愛に溢れた映画だった。もっといえば宇宙人にまつわるあらゆる創作物、画像映像、都市伝説からゴシップまがいのヨタ話にいたるまでのすべてに対する半端ない愛情。それはとりもなおさず、監督の宇宙もの映画をリアルタイムで経験し、テレビや雑誌でも宇宙人やら大予言やら謎スペシャルが溢れていた世代の私にもストレートに刺さるものでもある。以下ほんのりネタバレなんで注意:


 なのでこの「ワーデックス」なる組織が、「徹底した隠ぺいを目的とした組織」であるとしてもどうしてここまでやるのか、秘密を持ち出した人間を殺すことも辞さない(!)くらい執拗に追いかけ回すのか、もその文脈で理解できる。「厳重に隠されたもの」のチラ見せってそそるよねえ、結局何も明らかにならずそもそも真偽のほども怪しくてもついつい見ちゃうんだよね、という「あの頃のワクワク感」をまんま期待通りの展開にて超絶ハイクオリティの映像化をやってのけたってことだ。冒頭シーンからして象徴的、なんせ「プロレス」ときたもんだ。「国家的機密」が徐々に明らかになり、解像度の悪かった「UFOや宇宙人の写真らしきもの」が惜しげもなく大スクリーンに映し出され、「宇宙人に誘拐されて身体検査され記憶を消された」人々はとあるトリガーにより記憶を取り戻す。遂にその時が来たのだ!大宇宙で私たちは一人ではなかった!仲間内で争ってる場合じゃない! 

 というわけでストーリーの辻褄は気にせず、ただただ目の前で繰り広げられるドラマとアクションをそのまんま受けとめ堪能するのが当映画の楽しみ方だと思う。細けえことはええんやで映画は夢の世界だから。月刊「ムー」やノストラダムスの大予言シリーズ、暗黒星雲の謎とか愛読しまくってた私、大変に面白かったですハイ。

にほんブログ村 映画ブログ 映画備忘録へ


0 件のコメント:

コメントを投稿