片づける


「バルバラ異界」を読んだせいか、支離滅裂だがリアルな夢だった。


 昔一緒に仕事をしていたAさんに久しぶりに会った。その人のやっていた店は、全然違うものを売る店に変わっている。すぐに帰ろうと思っていたが、社員食堂のようなところで食事しようという。そこは麺類くらいしかないとわかっていたので気が進まなかったが、Aさんとその同僚がどうしても、と勧める。仕方なくついていくとグラウンドに出た。小さいながら観客席もある。Aさんは、

「懐かしい、よく子供と一緒にここに来た」

 と微笑んだ。

 急に雨が降って来て、その辺のものを片付けなければならなくなった。三人で手分けして作業するうち、濡れた地面が突然液状化して一気に腰まで埋まってしまった。すぐに這い上がって事なきを得たが、Aさんの同僚に

「何やってんの」

 と嗤われた。嫌な人だな、不可抗力なのにと思った。

 今度こそ帰ろうと思い狭い階段を下りると、ホームレスのような男性が踊り場に座り込んでいる。恐る恐る通り過ぎ、一階に下りて外に出る。先ほどの男性が走って来た車に向かい、台車を蹴り込んだ。すると荷物載せ部分だけが車の底に引っかかり、車はそのまま走り去っていった。

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