2016年10月12日
2023年9月13日
朝晩めっきり涼しくなりました。読書の秋です。 「ドキュメント 太平洋戦争全史 上下」亀井宏
ドキュメント、という名にふさわしく、作戦名・戦艦名はもちろんのこと、所属する部隊や役職まで緻密に書きこまれている。どうしても文が長めになるので最初は少し読みづらかったが、これらがきわめて大事な、省略することのできない情報であり、著者のもっともこだわったところだということはすぐに実感できた。
太平洋戦争においては、ミッドウェーの大敗により急速に戦況が悪くなっていった、ということは漠然と理解していたが、それを本書で戦力の損耗量として明示されたことで非常に納得がいった…
末摘花 五(ひとり語りby侍従)
2016年10月7日
2022年6月8日
八月二十日過ぎのことでございました。中々顔を出さない月のかわりに星の光がさやけく照らす、松の梢を吹く風の音も心細げに響く夜…… ぅぷふあっっっ
し、失礼しました……息が続かないよー何これ超辛くない? 右近ちゃんよくあんな長い語りやったよね……え? 何? やだっマイク入ってんの?!やっば……ん? 素でやれ? そうねーアタシもその方がやりやすいし! りょーかいっ!
でね、その晩。おつきの人と泣ける昔話なんかしつつゴロゴロしてたヒカル王子なんだけど、そこに大輔の命婦さんからの 「今ですわ!(はーと)」 てお知らせよ。そりゃもういそいそと、でもこっそりと、例…
九月に読んだ本 2
2016年10月6日
2023年9月13日
「空棺の烏」阿部智里
「八咫烏」シリーズ第四弾。作者、凄い勢いで書いてる、そして凄い勢いで進化している。今回はいわゆる訓練学校(寄宿制)での、少年たちの成長物語・・・なので、登場人物の九割が男。先輩後輩の序列が明確で、政治的な派閥も絡み、思惑や陰謀が渦巻く寮生活。ホグワーツのクィディッチ試合を思わせる立ち回り、インディ・ジョーンズばりの冒険活劇。これはもう、きっと作者の趣味・嗜好炸裂の作品とみた。雪哉のみならず、一人一人の男性キャラをここまで生き生きと、楽し気に書かれると、デビュー作が女子中心の話だったことが大変不思議。自分への挑戦だったのか、それとも…
登録:
投稿 (Atom)