おさ子です。のんびりまったり生きましょう。

九月に観た映画 2

2016年9月12日  2023年9月12日 
「シン・ゴジラ」MX4D
 
まーた観てしまった。シンゴジラの面白さについては、山ほどレビューがあるのでもういいかと思う。なので初体験の「MX4D」について書いとく。
屋上にゴジラがいる「新宿TOHOシネマズ」のMX4Dシアターは二日前から予約可能になるのだが、その日の午前中みるみる埋まっていって慌てた。もともと座席数が少ないのに加えレディースデーであったことも大きいのだろうが、シンゴジラ人気はまだまだ高いと実感。新宿という場所も考えると、早めに予約しとくのが吉かと思う。
シアターはややこじんまりしているが、座席は結構広めでふかふかしてて座り心地は良い。手荷物は膝の上、傘は入口で預けられる。蓋つき飲み物の置き場もあるし、ポップコーンもビニール袋をもらえるので、こぼれる心配は少ない。
予告編からすでに椅子からポコポコ突き上げが。でもびっくりするほどではない。ミスト状に吹きかけられる水は、顔が結構濡れることは濡れるが、むせるほど大量ではない。ただ、メガネの人はちと面倒かも。レビューには、気が散って本編に集中できないので最初は普通のシアターがおススメ、という意見もあったが、個人的にはそこまで邪魔になる感じはしなかった。映像のインパクトに比べるとちょっと物足りない?くらい。一緒に行った友達が「お化け屋敷みたい」と評していたが言いえて妙。
MX4Dについて結論的には、何人かで連れ立って行く&レディースデーなどの割引日なら、選択肢の一つとしてはアリかと思う。早めの予約必須。映画館的には、料金がそこそこするので、いっそ完全にイベント用としてほかの企画(声出しとか)との合わせ技がいいんじゃないだろうか。

そしてこれ観終わってから、野村萬斎さんてドコに出てた?!という話になり、友人が調べたらまさかの
ゴジラ!!!
といっても中に入ってるわけではなく、萬斎さんの動きをトレースしてるらしい。ああもうまた観たくなってきたじゃまいか。


「モスラ対ゴジラ」本多猪四郎(1964)

というわけで借りてきた。
小さい頃に何回も何回も!観たこの映画。当時見飛ばしていたであろう場面が、今となればけっこう見ごたえがあって楽しい。台風により不時着した巨大卵、それに群がる新聞記者・金儲けを狙う商売人たち。これだけ大人が話してるだけの場面が多いのに、当時の小学生が皆黙って観てたというのはすごいことだ。子供って実はいろいろ理解できる頭があるんじゃないか? でも、まったくこの辺の会話は覚えてないけど!

放射能という言葉の多用はいかにもという感じだが、ゴジラの登場の仕方が中々にショッキングでカッコいい。これ中に人が入ってたんだよねえ。動き方がヨタヨタしてるし段差で転びそうになるし鉄塔にしっぽひっかけてよろめくし、三歳児か(笑)建物の壊し方も何だか子供が駄々こねてるみたいだ。そして避難民の一部が着物姿で、学生が学ラン姿ってのがまた時代。
モスラの生息する南の島や島民は今見るとちょっと笑ってしまうけど、その風景や服装、動き方やなんかも実に丁寧に作りこんであるのがよくわかる。新聞社の他にも警察消防自衛隊、危機に対して大人が真剣に働く姿を、当時の子供たちはこれで疑似体験してたんだなあと思うと感慨深い。戦車とか戦闘機とかヘリとか、まあプラモデルだったりするんだろうけどそれがまた相当クオリティ高い。
そして幼虫モスラの双子が愛らしすぎる!武器弾薬にびくともしなかったゴジラが、幼虫モスラのきわめて有機的な戦い方にあっさり負けるあたり象徴的だが、カワイイから許す。それに島への帰り方、てっきり孵化して飛んでいくのかと思ったらまさかの遠泳。そうだこの場面記憶にあるわ…二体並んでざっぷんざっぷん…可愛い。たまらん。
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