もの書く日々

おさ子です。のんびりまったり生きましょう。

絶景を楽しむには覚悟が要る

2024年4月20日  2024年4月20日 
このところ眠くて眠くて二時間ガッツリ昼寝してしまった。その時の夢。  山の上にいる。荷物を持ち一緒に登ってきた人たちは男の人ばかりで、ひっきりなしに喋っている。岩の上には広げられた布団。誰かが 「ほら、あそこに立山が見えるよ」  と言った。その方角に目を凝らすが、雲が厚くかかっていて何も見えない。 「しばらく待っていれば見えるようになるよ……もうすこしそっちに寄って」  崖の先端、今にも崩れそうな場所に恐る恐る下りてみると、たしかに綺麗な稜線がくっきりと現れた。山すその中心が深い谷になっているのもよく見える。美しいが、登るにはかなり大変だろうと思われた。  暫…

「フェイブルマンズ」「逆転のトライアングル」

2024年4月18日  2024年4月18日 
このところ忙しくて更新が滞ってる。以前のペースで映画も観ていきたいので頑張る。この二本は前回の記事の続き。サブスクではなくレンタルです。 「フェイブルマンズ」スティーヴン・スピルバーグ The Fabelmans  Steven Spielberg(2023米)  第95回アカデミー賞(2023)の監督賞、作品賞、主演女優賞。第80回ゴールデングローブ賞(2023)の最優秀作品賞(ドラマ)、最優秀監督賞。  と、そうそうたる結果を出した映画である。スピルバーグだから当然といえば当然、もちろん面白かった。芸術家肌の母とガチ理系エンジニアの父から生まれた少年がいか…

「インサイド・ヘッド」「BLUE GIANT」

2024年4月10日  2024年4月10日 
サブスク全盛の昨今、あえて実店舗レンタルしてみた。特典映像等がついてるタイプは得した気分ね。 「インサイド・ヘッド」ピート・ドクター Inside Out  Pete Docter(2015米)  子が観たいというのでシリーズ。ディズニー吸収直後、最後のピクサーオリジナルと言われてる(らしい)。設定は極めてシンプル、少女ライリーの「脳内」の擬人化。 「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」の5つの感情がライリーの脳内司令部で日々奮闘する。  ピクサー作品の特徴として、次々と畳みかけるスピード感・細部まで拘った画面と小道具とキャラ作り・子供の描写の…

「オッペンハイマー」

2024年4月5日  2024年4月5日 
封切早々行ってきましたぜ三時間。でも全然長く感じなかった。RRRで鍛えたからか!(違)もちろん終わった後トイレダッシュ。  一応、伝記の体なのでネタバレも何もという感じだが、ここから先は出来れば観てからの方がいいかもしれない。 「オッペンハイマー」クリストファー・ノーラン Oppenheimer Christopher Norlan(2023米)  モヤモヤすると聞いていたがやはりモヤモヤした。幼い頃から原爆の恐ろしさを様々なメディアで叩き込まれて来た日本人としては、この徹底したオッペンハイマー視点の「原爆」、如何にアメリカ人と日本人の「感覚」がかけ離れてい…

「アウトサイダー」

2024年3月6日  2024年3月6日 
熱は大したことなかったけど頭痛と倦怠感がそれなりにあったので動画は観る気にならず、本ばかり読んでました。しかし病中に活字なら読めるというのも我ながらおかしい。面白かったわ久々のキング。 「アウトサイダー 上下」スティーヴン・キング The Outsider    Stephen King(2018) 「ファインダーズ・キーパーズ」三部作「 任務の終わり 」からの世界線が繋がってるこの作品は2018年刊行(米)だけど、ちょうど虚偽告訴騒ぎが持ち上がっていたさなかに読んだのでタイムリーにも程があった。  話としてはミステリー仕立てであり、勿論ホラーでもあるが、正直化…

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